子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 湯温は適温が多い、塩分が濃いので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 子連れに最適な施設
大江戸温泉物語 浦安万華鏡 体験レポート
東京お台場の大江戸温泉物語は閉館しちゃったけど、こちらは健在。千葉県浦安市の「大江戸温泉物語 浦安万華郷」。
子どもが喜ぶテーマパーク温泉で、どうせお湯はたいしたことないんでしょと思いがちだが、なかなかどうして凄いんである。源泉掛け流しとか塩素消毒無しとかそういうんではないけれども(たぶん)。
まず施設は縁日・お祭り風。あえて賑やかなレトロ感を出していて飲食店もたくさん入っている。
館内、玄関入ったところ
縁日のような館内の装飾
温泉は裸浴の「温泉」ゾーンと、水着の「スパニワ」ゾーンがある。料金は共通なので、水着を持参した方がいい。レンタルもあるけれど。
提灯の飾りつけ
2階から見下ろす
女性専用休憩室
マンガコーナーもあった
「スパニワ」から入って「温泉」で〆た。「スパニワ」は写真撮影OKゾーンなので、画像では延々と「スパニワ」を紹介しつつ、文章では途中から「温泉」に入る。
水着ゾーンとは「スパニワ」のこと
「スパニワ」はいろんな種類のプールともお風呂ともつかないような浴槽が点在していて、高濃度炭酸泉を入れたり、洞窟を作ったり、滑り台を置いたりしている。
スパニワのゲルマニウム風呂「かやぶきの湯」
ここで温泉を重視するなら「源泉館」という一段高くなった唐破風の付いた東屋に行くといい。というか、スパニワで天然温泉を使っているのはここだけか。
天然温泉を使った「源泉館」
源泉館の浴槽
メタケイ酸が100mg/1kg程度含まれた猛烈にしょっぱい強塩泉で、黄色っぽい見た目をしている。においは海苔の佃煮＋甘い香り。ぬるつきはしないがするすると滑る手触りをしていた。
スパニワの巨大露天風呂「大滝の湯」
「大滝の湯」の岩の内部は「青の洞窟」になっている
「青の洞窟」を抜けると「竹林の湯」
「温泉」ゾーンには脱衣所のベビーベッドだけじゃなく、ベビーバス、ベビーチェア、ベビーソープまで揃っていて、本当に赤ちゃん、子供にやさしい。
滑り台があって子供が喜びそうな「亜細亜の湯」
温泉は内湯の大きい浴槽と露天風呂の奥の岩風呂に使われていて、このほかにジェットバスやコラーゲン風呂があった。
通常はミストサウナの「空洞の湯」らしいが、夏だったので期間限定で「かき氷の湯」に
温泉は、特にに露天風呂に陽が差している中に入ると、まるで体がオレンジ色に発光しているかのように見える凄い色。これがさらに濃くなると完全に黒湯になる。黒くなると光に透けた時に赤く見えるやつ。
インスタ映えを狙ったふうの壁
足つぼを押してくれそうな足湯
裸浴の方の温泉は、海苔の佃煮臭に加えて昆布のような油のようなにおいもする。わりと美味しそうないいにおい。
「明鏡止水の湯」は、まあ単なる屋根付き岩風呂ですね
湯上りは少し肌がべとつき、いかにも塩泉らしいぼうっと温まる感じが続く。
高濃度炭酸泉「池泉庭園の湯」
泡付きはこのくらい
浴室にはクレンジングやフェイスソープがあったのに、脱衣所のドライヤー周りにはアメニティが無かったのが残念だが、別途パウダールームがあったので、もしかしたらそっちに備え付けてあるのかもしれない(未確認)。
「五色の湯」ってなんだろうと思ったら、夜に浴槽内からライトアップするのね
しかし本当に「大江戸温泉物語 浦安万華郷」の温泉のにおいは強く、帰宅してからもにおったし、なんと翌日になってからもまだにおった。硫化水素泉なみのにおいの強さだ。どこまで残るんだ!?
ここからは2022年10月の取材で営業時間外に撮影した画像から、記事には使用しなかったものを使ってお風呂を紹介。こちらのお風呂ゾーンは一般には撮影禁止です。
まだ浴槽にお湯が入っていないところ（男湯）
こちらはお湯が入った女湯内湯
岩塩黄土サウナ（ドライサウナ）
スチームサウナ、すでに蒸気が出ているのでぼけぼけに
母子の湯、親子でどうぞ
内湯の海香温泉
四季の湯…これから入浴剤が入って色が付くんだけど、まだお湯が貯まりきっていない
露天風呂の吉祥の湯、これは非温泉だけど赤い橋の向こうに温泉露天風呂もある
ここもまだ吉祥の湯
釜の湯
橋を渡った先にある、露天風呂の海香の湯
近隣の子連れ遊び場情報
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