南房総いすみ五氣里温泉 五氣里-itsukiri-

プライベートプール・温泉・サウナ付ヴィラとグランピング

  • 所在地 千葉県いすみ市下布施2891 TEL 0470-60-6090
  • 泉質 ナトリウム―炭酸水素塩泉(低張性アルカリ性冷鉱泉) 源泉名: 南房総いすみ五氣里温泉(古湯と新泉がある)
  • 日帰り入浴 いずれは行いたいと言っていたがまだかも
  • 設備等 ヴィラ、ペット可ヴィラ、グランピングドームテント、男女別大浴場、露天風呂、サウナ、食事棟等
  • 公式サイトURL https://www.isumi-chiba-suitevilla.com/
  • 私が旅色で五氣里を取材した記事⇒千葉・房総半島で温泉付きグランピング。気軽に絶景ハイキングも
  • ※浴室の画像等は許可を得ての取材撮影
[2023年7月のデータ、ただし一部は2024年12月のデータ]

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  • 温度★★★★★ 泉質★★★★☆  滑りやすい泉質なので注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 基本的にプライベート温泉

南房総いすみ五氣里温泉 五氣里 体験レポート

五氣里の大浴場
五氣里の大浴場

はじめに言っておくけど、今回は写真が多い。というのはプレオープンに取材したから。泊まった部屋以外もいろいろな部屋を撮影させてもらったりしたもので。

五氣里の入口
五氣里の入口
五氣里の外観
外観

グランピングとヴィラタイプの宿泊施設なので、リゾートグランピングドットコムが予約などを請け負っているが、運営は「ホテル三日月」の三日月グループ。

離れのエグゼクティブスイート「牛」のダイニング
離れのエグゼクティブスイート「牛」
離れのエグゼクティブスイート「牛」の屋外プライベートプール
離れのエグゼクティブスイート「牛」の屋外プライベートプール

もともとこの土地に建っていた広い敷地の古民家を買い取って、主屋はそのまま受付棟として使いたかったようだが、思ったより建物が老朽化していたので結果的に建て替えた。一方、牛小屋と米蔵は元の建物を活かしてリノベーションして一棟貸し離れのスイートルームとして利用している。梁などに以前の建物の面影を残しているそう。

離れのエグゼクティブスイート「牛」のサウナ
離れのエグゼクティブスイート「牛」のサウナ
離れのエグゼクティブスイート「牛」の露天風呂
離れのエグゼクティブスイート「牛」の露天風呂(まだお湯が入っていない)

ヴィラもドームテントも全てプライベート温泉付き。つまり部屋に内湯又は露天風呂が付いている。そしてそのほかに、男女別の大浴場がある。大浴場と言ってもそれほど大きくはないが、各部屋にも温泉があるわけだからそんなに混むこともないだろう。

プレジデンシャルスイート「米」のダイニング
プレジデンシャルスイート「米」
プレジデンシャルスイート「米」のサウナとプール
プレジデンシャルスイート「米」のバレルサウナとプライベートプール

そして大浴場には露天風呂とサウナと水風呂も付いている。プライベートサウナに関しては、一部のヴィラ(離れなど)にしか付いていないが、まあこれは大浴場に行けばいいだろう。

プレジデンシャルスイート「米」の内湯
プレジデンシャルスイート「米」の内湯
プレジデンシャルスイート「米」の露天風呂
プレジデンシャルスイート「米」の露天風呂

源泉は2本。いずれも自家源泉。古湯と呼ばれている方は、古民家を買い取った時からある井戸で、調べてみたら成分的に温泉だったというもの。新泉と呼ばれている方は新たに300m掘ったら湧いたそう。意外と浅い。泉質はどちらもアルカリ性のナトリウム―炭酸水素塩泉で、温度が古湯は16.8度、新泉は少し深い分温度も上って19.5度ほど。

愛犬と泊まれるヴィラ1号室
愛犬と泊まれるヴィラ1号室
ヴィラ1号室のバレルサウナとプール
愛犬と泊まれるヴィラ1号室のバレルサウナとプール

これらの源泉名は「南房総いすみ五氣里温泉」となっているが、分析して申請する段階ではネーミングを考えていなかったようで、プレオープン時に掲示されていた分析書では、仮に付けた「既存井戸」とかそんな源泉名になっていた。

ヴィラ8号室
こちらは私が泊まったヴィラ8号室、温泉はあるがプールやサウナは付いていない
ヴィラ8号室のベッド
ロフトになっていて、1階にも2階にもベッドがある

2本の源泉の使い分けは、基本的に各部屋付きのお風呂は新泉、大浴場は内湯が古泉、露天風呂が新泉となっている。だから古泉に入りたければとりあえず大浴場に来る必要がある。

ヴィラ8号室のリビング
リビング
ヴィラ8号室のプライベート温泉
ヴィラ8号室の半露天風呂

どのお風呂も掛け流しではなく、加温はもちろん少し加水もされているが、深さが全く分からないほどに真っ黒の色をしている。古泉は植物っぽい甘いにおいでヌルヌルする。にゅるににゅるというほどの厚みはないが、指の間もにゅるりと感じる。

五氣里の大浴場脱衣所
ここからは大浴場。男女入れ替えがあるかわからないが、この時は男湯だった方の脱衣所
五氣里の大浴場内湯
男湯だった方の内湯と、窓から見える露天風呂

新泉の方はにおい以外は古泉とほぼ同じ。つまり真っ黒でヌルヌルする。においは古泉より藁やウイスキーのような、いかにもモール臭的な発酵した植物臭が強い。

露天風呂の温泉と水風呂
露天風呂は温泉と水風呂
大浴場のサウナ
サウナ

大浴場の内湯はこのとき40度前後、露天風呂は39度前後に調整してあって、サウナは新しい木のにおいが芳しく、水風呂は12~13度とけっこう冷たかった。

五氣里の大浴場脱衣所
この時女湯だった方の脱衣所
五氣里の内湯
女湯だった方の内湯
半月型の露天風呂
女湯だった方の露天風呂は半月型
KAMIKAIのアメニティ
備え付けのアメニティもこだわりがあった

泊まったお部屋のお風呂は自由に温度が調整できたが、冷鉱泉なのに夜間も加温していたらボイラーがもったいないんじゃないかと思った私は寝る前に加温を切ってしまって、そうしたら朝はすっかり水風呂の温度になっていた。考えてみれば、そりゃそうだ。

8号室の部屋風呂
8号室の部屋風呂を正面から
五氣里の温泉の透明度
透明度はこのくらい

慌てて加温スイッチを押したが、そんなに簡単に温まりはしない。朝風呂は諦めて朝食後にもう一度チェックしたら30度ちょっとまで温まっていた。どうせ夏だし元は冷鉱泉なんだしと、これはこの方がいいかもしれないと開き直ってぬるい風呂を楽しんだ。これもいい思い出。

五氣里の夕食
ここからは食事の紹介



五氣里の朝食
五氣里の朝食
五氣里のドームテント工事中
ちなみにこの時、ヴィラは完成していたけどドームテントはまだ工事中だった

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