大鰐温泉 久七温泉客舎

大鰐温泉のレトロ宿

  • 所在地 青森県南津軽郡大鰐町大鰐大鰐108-2 TEL 0172-48-2822
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉) 源泉名:植田3号源泉(植田2号源泉?)
  • 日帰り入浴料 大人200円
  • 日帰り受付時間 不明
  • 設備 男女別内湯等

[2023年6月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆  塩泉なの度長湯に注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所に木のベンチあり

大鰐温泉 久七温泉客舎 体験レポート

久七温泉客舎の看板

ここはさすがに教えてもらわないとまったくわからなかった。とうてい日帰りをやっているようには見えない。そもそも営業しているようにすら見えない。「客舎」という表現が既にほぼ死語ではないだろうか。

久七温泉客舎の外観
外観

ここを教えてくれたBSさんは、古い施設で断られるかもしれないと言っていたが、そこは大丈夫だった。特に迷惑そうなこともなく普通に受付してくれたし、他にも入れ替わりお客さんが来ているようだった。

久七温泉客舎の玄関
玄関

ただし、外観や入口は本当にお客さんを遮断するかのように静まり返っていて、まず玄関の中に入ることに勇気がいるね。

ロビーと廊下
ロビーと廊下
洗面所と洗濯機
洗面所と洗濯機

館内も外観そのままに年季が入っている。まさに昭和初期の湯治場という雰囲気。

炊事場
炊事場と思われる
浴室入口と階段
浴室入口
女湯の温泉暖簾
女湯の暖簾

それにしても脱衣所が暑い。扇風機が回っているのにやたらと床が暑い。通年床暖房?温泉から熱気が漏れているのか?

脱衣所
脱衣所
ナショナル?
ナショナル?

浴室内は全体的にシンプルではあるが、浴槽の形が曲線で、タイルの色合わせがお洒落だ。タイル自体が既にどれも淡いカラーでくすんでいてレトロ感を出している。特に浴槽内のレトロピンクのタイル。

久七温泉客舎の浴室
女湯浴室
黄色い桶
ケロリンじゃなかった。小じわと肌荒れ?

温度を確かめようとお湯に手を突っ込んだら、同じ大鰐でも一つ前に入った若松会館と違ってすんごいすべすべ。 そうなのだ。実はここは源泉が違うらしい。大鰐温泉は基本的に共同源泉なのだが、この久七温泉客舎は例外的に植田源泉を単独で引いているらしい。館内には植田3号源泉と2号源泉の分析書が掲示されていたが、3号の方が新しかった。

久七温泉客舎のお湯
ほんのり濁りがあるようなないような
久七温泉客舎の浴室デザイン

で、すべすべのお湯だけど、ぬるくて溜め湯になってる。これは温泉蛇口、ひねるでしょ。ひねるよね?せーのっ!

源泉蛇口
源泉を足す
浴室全体

析出物の付いた蛇口を思い切りひねると、56度ぐらいの熱いお湯が出てきた。漂う薬品臭。そしてとにかくすべすべ。蛇口のお湯に直接触らないようにして、しばらく浴槽の温度を上げた。新しいお湯にほくほく。なお、カランもお湯の方は温泉らしい。

洗い場
洗い場
洗い場の蛇口からも温泉
洗い場の蛇口からも温泉が出る

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