蔦温泉旅館は建物のどちらにカメラを向けても絵になるので、浴後は夕食時間まであちこち撮り歩いた。
古い木造建築好きなんだよね。
何度も帳場の前を往復して思ったけど、時々帳場に立つ人は.入れ替わっても、絶対に留守にしないことに驚いた。必ず誰かそこに立っている。
夕食は6時から。
私たちの泊っている西館の階下が食事処になっていて、まだあまり宿泊客は来ていない。
プランに日本酒が付いていたが、さらに私は梅酒、夫はビールを注文した。
蔦温泉旅館の夕食は非常に美しい。
別のテーブルに岩魚の姿焼きが運ばれてきたが、これが目を引く姿。
まるで生け花のように丸太に串で突き刺して運ばれてくる。
凄いねと話していたら、自分たちのテーブルにも届いた。
ただ夫はもうちょっとカリカリによく焼いた方が好きだとぼやいていた。