手前が熱い白濁泉。奥がぬるい霊泉(男湯はこの源泉が足元湧出)。
みんな奥の霊泉に入っているようで、手前の白濁湯は無人だった。
まず両方に手を入れてみたが、どちらもぬるめに感じる。
ぬるい方に入って、混んでいるから熱い方に入って、あっ、先にぬるい方にゆっくり入ってから熱い方に入らなきゃいけないのかと慌ててもう一度ぬるい方に入ったら、最初に入った時にはそれほどと思わなかったが、やはりぬるい方はかなりぬるかった。
入る時にひんやりして、入っているとあまり温度を感じないところをみると、体温よりわずかに高い程度の温度なのかもしれない。
一応ぬるい方は38度と書かれていて、まあそのくらいか。
薄い灰色で、粉っぽくは無く均一に白が溶けているような色。沈めた足は見えない透明度。
湯口は角の部分にあって、穴の開けた桶のようなものが注がれる。
ただその周辺には数人入っていてまったく近づけない。
あつい方は、まあたいして熱くは無いんだけれども、色は青白くこちらは白濁と言うが全身うっすらと見えている。
浴槽中に源泉の注入口があるが、そこもたいして熱くは無い。
ぽわぽわと白い湯の花が舞っているのが綺麗。
粉っぽい硫化水素のにおいがして、きしきしが強い肌触り。
なお男湯の方は霊泉が足元湧出なので無色透明だったが、その湧いている辺りは大勢入っていて、やっぱりまったく近寄れなかったと夫が言っていた。