鍾乳洞から流れ出す川の上に張り出すように作られた通路を渡り、振り返ると今自分が出てきた岩の裂け目が見えた。 その時ようやくその場所が、山口のパンフレットに使われていた場所であることに気付いた。 見た時、あれ、どこなんだろうと思っていたけど、秋芳洞の出入り口だったのか。
川を渡って小路を歩くと、黒谷側と反対のチケットブースがあった。 もうUターンして洞内を徒歩で戻る気は無かったので、そのままゲートを通過した。