天気が悪いこともあって駐車場はがらがら。参拝客もまばら。
手水で手を清めた後にお供えの揚げとローソクのセットを買う。お稲荷さんだから油揚げなんだね。
本殿にお参りした後、命婦社参拝路と書かれている矢印の方に進んでみる。
あったあった、朱塗りの鳥居がずらりと。
京都の伏見稲荷などと比べればずっと小規模だが、一応トンネル状に千本ほど建っているということで本当に千本鳥居だ。
雨が降っているので参拝客がぬれないように、一部の鳥居にはビニールの屋根が掛けられている。
中を通っている時は目立たないが、鳥居を上から見下ろすと一目瞭然なので、参拝には助かるが見た目は今一つ。
朱色の鳥居の隙間からちらちらと津和野の町並みが見下ろせる。
川沿いに固まって見える家々の屋根もまた、鳥居と同じように少しくすんだ朱色に見えて、それが霧雨の中にけむっている。