案内板には自然研究路(メモリアルロード)のごく簡単なコースも記載されていた。ああもう、すっごいテキトーな地図だけれども。
そしてそれを見ると、この駐車場の向かいに研究路に入る入り口の一つがあり、全部を回る時間は無くとも、とりあえず真っ直ぐ海に向かって歩けば、カモメ岩とか象の鼻といった奇岩が見える場所に出るようだった。
せっかく青海島に来たのだから歩いてみよう。
入口を示す表示板に従って遊歩道に入ってすぐに別の案内板が立っていた。
これもまあ簡単なものではあるが、青海島自然研究路をAコース(1.2キロ約40分)とBコース(0.7キロ約20分)に分けて展望台やトイレ、売店の位置が記載されている。ただし非常に読みにくいしろものだが。
遊歩道は簡易舗装されていて、最初はゆるい登り。
歩き始めてすぐあたりで右に人が踏み固めたようなけもの道のような斜面が見えた。
パパはさっさと先へ行ってしまったが、私はそこを登ってみた。ほんの数十秒で登れる斜面で柵がある。そこから見下ろす景色はびっくり。
さっきの遊歩道の案内板ではしばらく歩かないと海沿いには出ないのかと思ったが、その斜面の切れたところはいきなり断崖絶壁でその先は海だった。
但し、ちょうどそこだけ切れ込みが入ったように海が見えるのであって、180度の海が広がっているわけではない。
断崖の下を見下ろすと、くらくらするほどの距離だった。