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◆◇家族でスキー◇◆
星野リゾート裏磐梯ホテル宿泊記

8.雪上ティータイムと雪の天然すべり台











 珍しいイエローフォールをバックにみんなで記念撮影して、それからまた雪の平原を渡り、木立の間でティータイムが設けられた。

 ガイドは雪のテーブルにカラフルなプラスチックのカップを並べ、保温ボトルからあつあつの紅茶を注いだ。
 雪にストックを刺してその上に手袋をはめておくと手袋に雪が入りませんよと教えられるが、あまりに雪がさらさらなのでストックがなかなか刺さらない。
 「お菓子もありますよ」ガイドはカントリーマアムを取り出した。


可愛いカラフルなカップが並べられた



 ここで心配に思いながら今後のルートを聞いてみると、元来た道を戻るのではなく、一周コースを行ってくれることがわかった。全員歩けると判断されたようだ。
 再出発の前にウェアのトップスに雪が入らないようなインナーが付いている場合はしっかり留めて、手袋の袖口もきっちり締めてとアドバイスされた。ど、どんなルートなんだ?

 がっちり雪が入らないように身支度を整えさせられた理由は歩き始めてすぐにわかった。
 「スノーシューは登るのは大変でも、下りは楽しいんです。さあ、ここでやってみましょう」
 木立が切れて、そこにあるのは雪の急斜面。
 スキー場の上級者コースなんてまだ生易しい。例えて言うならば、プールのウォータースライダーなみ。
 「今から見本を見せますから、同じようにして滑り降りてください」
 ええっと躊躇するまもなく、ガイドは視界から消えた。





 一番困っていたのは一人参加だったベテランさんだ。最初から下りは苦手と明言していた。
 だからこの斜面に着いた時、ガイドも「ごめんね」って言った。
 もうここまで来たら降りるしかない。

 まずカナが滑り降りた。なんか楽しそう。
 レナも後を追った。
 私も斜面に腰を下ろしてせーのっ。

 ずざざざざさー。ちょっと怖いのと勢いがついたのとで滑っている途中で座るというより仰向けになってしまう。そのせいか雪飛沫が顔にざぶざぶかかって冷た~い。

3-9鰹節の木へ続く


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