湯上りは膝などの肌がつっぱる感あり。蕎麦屋の開店時間を気にしてそんなに長く入っていなかったのにかなり温まっていた。
あとここの源泉は掲示されている分析表に寄れば「瀬波温泉大観1号、瀬波温泉大観2号、ラピス2号井、墳湯(元湯)、元湯2号(5源泉の温泉水を分湯して混合使用)」とあるが、これは古い(というか、大観荘せなみの湯のものなのかも)ようで、現在は独自源泉の井戸を持っていて、その源泉の単独使用だそうだ。
そしてその磐舟の駐車場から見上げると斜面の上に湯煙を上げている櫓があるが、そこで汲み上げたものが磐舟の独自源泉だという話だった。
お風呂から上がればもう蕎麦屋の方がオープンしている。
さっきはまだ薄暗かった店内に灯りがつき、既にお客さんが入っている。私たちも窓側の席に着いた。
水切りをするざるに入って出てきたお蕎麦は歯ごたえがしっかりあるタイプ。もっちりした弾力で品の良い味がする。
食べながら窓の外を見やると、雨はまだ少し降っていた。全然日が差す様子が無い。昨日よりよくない。溜息が出てくる。
これから新潟市内に向けてどこかチューリップを見ていこうと思っているのに、この天気じゃろくな写真が撮れないかも。
実際に行ってみて、写真写りがどうのというレベルではなく驚嘆してあんぐりと口を開けることになるとは、この時はまだ思ってもいなかった。