村上市の海沿いには瀬波温泉の温泉街もある。
のび太さんにお勧めを聞いたところ、日帰り温泉で湯元龍泉、蕎麦屋の温泉でゆ処そば処磐舟、旅館で掛け流しの汐美荘の三軒を上げてくれた。
旅館の立ち寄りはお高めだと言うし、ゴールデンウィーク中だから日帰りは歓迎されない気もする。ということで、まずは龍泉に寄り、そのあと昼食としてお蕎麦がてら磐舟に寄っていくことにした。
龍泉は立派な日帰り温泉だった。暖簾の下がった屋根つきの門が印象的。
小雨が降っていたので急いで入った。受付の横に鮭のぬいぐるみがさがっているのが村上らしい。
加水循環あり。立派な内湯と立派な露天風呂がある。脱衣所にはベビーベッド代わりの畳の台があった。
お湯は黄色っぽい透明。肌触りよくきしつかない。
新潟の温泉に来たなぁって思うのはやっぱり石油っぽいこのにおい。少し硫黄っぽいにおいも混ざっている。そういえば蛇口の金属は真っ黒に変色しているし、アクセサリーは色が変わるからはずせって注意書きも見たな。
内湯も温泉だが露天風呂の方がお湯が活きが良いように感じた。内湯は下から圧注浴を入れている。
露天風呂は出てすぐの右側に屋根つきの岩風呂が、奥の方に三つぐらい屋根なしの岩風呂が縦に並んでいた。
最初に屋根つきに入った途端、急に土砂降りの雨が降り始める。あまりに激しい雨で、みんな一斉に屋根の下に逃げ込む。ホントにものすごい雨だったの。
豪雨はすぐに小降りになったけど、みんなバラバラと内湯に戻ってしまい、ラッキーにも露天風呂は無人に。
笑っちゃったのは屋根つき岩風呂の湯船に大量のミニラバーダック、それもいろんな色のが浮かんでいたこと。子供向けのサービスなのかな。
底には潜水艦みたいなおもちゃも沈んでいたよ。
ちなみに女湯だけかと思ったら、男湯の露天風呂にもこのアヒルちゃんたちはいたらしい。後でのび太さんに伺った話では、最近の新潟の日帰り温泉の流行なんだそうだ。こりゃあ子供は喜ぶよね。
よくあったまるお湯。屋根なし露天風呂の真ん中の浴槽はジャグジーになっていて、その隣の一番奥のお風呂が一番よさげに思えた。
まああの豪雨で大量加水になった気もする。