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東北+新潟温泉旅行記
GWの東北5泊6日の旅

8.八郎潟と大潟村










 碇ヶ関から南下して今度こそ日本海側へ。
 男鹿半島では男鹿温泉の元湯雄山閣に寄りたい。その他男鹿半島周辺では、寒風山からの景色を見て、半島西南部の海岸線を楽しんで、そして秋田市内のビジホに泊まる。
 「ねぇねぇ、大潟村にも桜並木があるってよ」と夫。
 あっ、それそれ私も行きたいと思っていた。開花時期が遅めの4月下旬だし、菜の花と桜のコラボが見られるらしい。





 大潟村と言えば八郎潟だ。小学生のころ、国語の教科書に八郎潟の八郎太郎の伝説が載っていて、音読が上手いからってみんなの前で読まされた記憶がよみがえる。私の音読の上手さははクラスで3番目ぐらいだったけど、みんな方言を読むのを嫌がってわざと変な風に読んだので、私にお鉢が回ってきたのだ。
 私が真面目に方言を読むとクラスのみんなはドッと笑って私はなんかむかついた。笑う場面じゃないのにバカにして笑っているように聞こえたから。



日本第二の面積を持つ八郎潟を埋め立てて作られた大潟村の農地


 八郎太郎には確か辰子姫との恋の物語もある。自分の美貌が永遠に続くように祈って龍になっちゃった辰子姫もどうかと思うが、田沢湖畔に立つ黄金の女性像がその辰子姫だ。

 で、その龍の化身であった八郎太郎が予言して一夜のうちに大地を割って誕生したのが八郎潟。干拓前はあの琵琶湖に次ぐ大きさの湖だったんだけど、今はそのほとんどが農地になっている。

 もう一つ大潟村と言えば北緯40度と東経140度が交わる場所。キリの良い数字だから、よく中学受験の問題に出るんだよね、まあいいけど。



高速を降りて大潟村へ


 いったん秋田自動車道に乗って一番桜並木に近そうな五城目八郎潟ICで降りた。五城目と言ういわくありげな名前は、昔、浦城・岡本城・砂沢城・馬場目城・山内城という五つのお城があったことに由来するもよう。

 雨は降っていなかったが、この頃の空模様も酷いありさまだった。とにかくどんよりしている。せっかく桜並木に行こうとしているのに、このままでは全然綺麗に見えない気がする。




3-9大潟村の菜の花と桜並木へ続く


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