波来湯の隣には波来湯公園というごく小さな遊歩道がある。
足湯ならぬ手湯と、岩窟風の小さな薬師神社の祠と、そして波来湯分湯槽がある。
飯坂温泉の共同浴場は多くが分湯槽からの配湯となっている。それぞれに違う分湯槽を使っていて、源泉のミックス具合が異なる。違いがわかるかはさておき、また飯坂温泉に来ることがあったら、入ったことの無い共同浴場を目指してみよう。
波来湯公園は旧波来湯の跡地に作られている。ここの花水木も満開だった。
【たびねす記事 アチーッがこだまする!美しい共同浴場・福島「飯坂温泉 鯖湖湯」】
再び高速に乗る。
ガイドブックは宮城県のものも用意したが、この県だけは高速でそのまま通り過ぎてしまった。東北道沿いに降りて寄ろうと思う場所が無かったので。
福島県や岩手県はそれなりに町や観光地があるが、宮城県の東北道沿いはひたすら山の中だ。
次の目的地は奥州平泉。藤原三代が栄華を誇った地。当時は独立国のように栄えていたという。私が訪ねるのは初めて。夫は次女と二人で東日本大震災後に訪れている。