というところで、入った感想を。
最初に入った美肌美人の湯。館内は綺麗にリフォームしてあるが、この浴室はちょっと古そうな気もする。
湯気が籠って夜でなくても薄暗い。
浴槽は変わった形をしていて、「C」のような形で、片方の端に湯口があり、もう片方の先は壁(ガラス)で仕切られていて小さな露天風呂になっている。
だから内湯と露天風呂は浴槽自体は繋がっている。
そして熱めのお湯だが、湯口から遠く、外気に触れる分、少しばかり露天風呂がぬるめになるようになっている。
お湯は無色透明。
きりっと熱めだが入れないほどじゃない。
私はそう思ったが、翌朝洞窟風呂で会った人たちは、ここのお湯は熱い熱い、美肌美人の湯なんて熱すぎて入れなかった。水を入れてほしいとか互いに相槌を打ちながら嘆いていた。
そんな熱くないって。栃木の人はぬるゆ好きなん?(他でも私には普通でも熱い熱いと聞いた。だいたい塩原の地元じゃないけど近所だったり、宇都宮あたりから来たっていう人)
湯口のお湯は天井近くからたらたらと岩を伝わせる方式。
掛け流されていく量を見ていると結構豊富。
きしつきは少なく、するするする。
においはわずかに甘く、温かいお湯のにおい。斜め向かいの上会津屋とは近くても全然違うお湯だ。
浴槽の縁の一部は細かい析出物がつぶつぶとできていて、パッと見は気付かないけど、座るとかなり痛い。
美肌のお湯を前面に出していることもあって、備え付けのシャンプーリンスも真珠メーカーのミキモトのものを使用。
パウダールームも充実して、冷水器もある。
湯上りはつるんつるん。
今日はちょっとお風呂に入り過ぎた。
でも楽しかったからいいんだ。
古式湯まつりの塩原温泉。太っ腹な温泉ふるまいに感謝して眠りにつこう。