しょうがないと思ったら、会津屋の隣の蕎麦屋 是庵たみ吉に一台分だけ駐車スペースが残っている。
これはここに車を入れて、ここの蕎麦を食べろと言うお達しか?
案内されたのは二階の席で、かなり注文した蕎麦が来るまで時間が掛かったのだが、蕎麦を待っている間に遠くから聞こえてくるお囃子の声。
なんと見たかった行列が蕎麦屋の二階という特等席から観覧できましたとさ。なんかラッキーだった。
蕎麦屋の二階席には私たちの他にもう一組の夫婦客がいて、今日が塩原温泉の古式湯まつりとは知らずに来たもよう。
たまたま立ち寄った旅館で、今日は入浴無料だと教えてもらったと言っていた。
私が印刷して持ってきた観光協会のpdfを見せるといたく感激していた。
さて、ふるまい湯リストでも最レアとおぼしいのはジモ専、すなわち通常は地元の人しか入れない共同浴場の三軒。
場所とか全然わからなかったので、前夜にこれまたグーグルストリートビューで探して特定しておいた。
三軒の中で平成の湯だけは3時までと終了が早め。残る二ヶ所は5時まで。
平成の湯だけは近くに停めるところがありそうだったのでいったんは車で行ってみるが、停められそうな場所は全部埋まっている。
仕方なく夫は会津屋に車を置いてくることにした。歩いても大した距離じゃない。
それに夫は混浴なら自分は入らないから一人で入っていいよと言う。