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■塩原温泉古式湯まつり■
塩原温泉旅行記

21.湯荘 白樺の湯泥の衝撃












 壁に貼ってある説明を読むと、あったまったら「湯どろ」を体に塗り、3~4分放置、それから洗い流して再度入浴しろと。

 まず入るんだな、と、掛け湯して入浴。
 灰色の濁り湯で、結構濁っている。透明度が低い。
 温度はちょっと熱め。私は平気だけど、躊躇する人もいるかも。

 それから洗い場の方に行き、さっきの人が使っていた例の泥はどれだろうと見回すと・・・
 隅に漬物用みたいなプラスチックのバケツがあった。
 ぱかっと開けると、4分目ぐらいまで泥、というか、砂浜の砂の細かいのを水に溶かしたようなものが入っていた。
 柄杓とかコップは見当たらなかったので、しばし悩んだが直接手を突っ込んだ。



湯荘 白樺の噂の温泉の湯どろ


 水っぽい手触り。あまり粘性の無いさらさらとした泥だ。それを全身にぬったくってみる。泥パックだ。
 思ったよりざらざらする。ほら、スパ銭のサウナにある塩を塗っているような感触。塗った後はざりざりと軽くこすってみたり。
 バケツのそばには砂時計があったけど、それに気づくのが遅かったので適当に3分ぐらい待った。

 そして泥をシャワーで洗い流し・・・感触は海水浴の後に砂を流しているような感じ・・・で、もう一度入浴。





 うおおおおおぉぉぉ~
 これは衝撃的。ものっすごいつるんつるん。これまで体験したことが無いくらい。
 一皮むけたみたいだよ。これは体験する価値がある。

 湯口にコップの備え付け有り。
 先客の一人がさっきゆーっくり飲んでいた。
 私も飲んでみる。
 ほほー、(不味めの)レモンティーみたいな味と酸味。酸っぱいけど、酸っぱすぎないところがいい。
 ただし、猛烈に熱い。ゆっくりじゃないと飲めないはずだ。
 あとにおいを嗅ぐと、まずコップから立ち上る硫化水素の感じにくらっと来て、あと酸っぱい火薬臭。ただ、浴室に入った時も思ったけど、よそと何か違うにおい。なんだろう。




1-22湯荘 白樺の混浴露天風呂へ続く


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