パパの車はあやさんを乗せて行ってしまったので、私は消しゴムさんのけっしー号に乗せてもらった。
運転手は消しゴムさん、助手席にえんぴつさん、後部座席に義満さんと私。
富貴の湯に着くまでと、そのあと四万温泉に移動する途中と、義満さんとは北海道や九州の話で盛り上がった。
私は去年の夏に阿蘇や黒川温泉、冬に鹿児島と最近は九州にはまっている。
金島温泉富貴の湯はパッと見、一般家屋のようだ。
駐車場が道の向かいにあるせいかもしれない。
訪問するのは二度目だが、既に最初の訪問から11年が経過している。そしてその11年前の富貴の湯訪問も一郷一会のオフだった。それって一郷一会と関わって10年以上経ってるってことか。自分でも意外。
入り口の横に飲泉所がある。
私はこの源泉、ちょい出汁も効いた塩味でそれなりにいけると思うんだけど、えんぴつさんに言わせると「いつ飲んでも不味い」って。
受付で入浴料を払って暖簾の前に立ち、「ここ、初めての人」とtakayamaさん。
誰も手を上げず、彼はがっくり。
「そうだよなー。みんな来たことあるよな。いい温泉は知ってるよな」
あっ、実はここに来ないでうちのパパと先に四万入りしちゃったあやさんは、富貴の湯、来たこと無かったそうだ。なんかいつもタイミングが合わないんだって。
みんなが寄ったのが富貴の湯なら行けばよかったかなと後で言っていた。
金島温泉富貴の湯は日帰り温泉で、内湯、露天風呂、休憩室とそろっているが、規模はそんなに大きくない。
お湯は伊香保温泉にちょっと似た感じで緑色っぽい茶色の濁り湯。金属のにおいも特徴だ。
しばらく内湯でまったりした後、えんぴつさんと露天風呂に移動した。
囲われていて別段見晴らしが良いわけではないが、あったまるお湯なので外気のひんやり感がちょうどいい。