子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 四万たむらの休日 > 2-2岩舟の湯と室生の湯

四万たむらの休日

2.岩舟の湯と室生の湯



 まずは露天風呂へ。
 朝の空気が冷たい。
 四角いまあまあの大きさの浴槽。
 縁は檜で囲われている。
 さらに露天風呂のあるスペース自体、周りより低い位置に作られていて景色が見えない。
 見晴らしが悪いのは予想外だった。場所を考えれば当然なのだが、なんとなく四万グランドホテルぐらいのネームバリューがあればもうちょっとロケーションの良いお風呂を持っているのではないかと思いこんでいたのだ。
 まあ、自然景観を見ながらのんびりしたい人は、たむらの森のこだまへ行けということなのかもしれない。

 お湯はかなりぬるかった。
 四万温泉のお湯はもうちょっと熱い方が四万温泉らしいな。
 臭いは浴槽の木の臭いの他は特に感じられず。きしつきながらもすべすべする肌触りはたむらの方のお風呂と一緒。
 一応グランドホテルの岩舟の湯と室生の湯は、岩根の湯源泉と言うことでたむら本館のお湯とは違うのだ。といってもこれといって印象に違いは無いのだが。

 しばらく温まった後、檜の浴槽の隣に二つ並んでいた樽風呂にどぶんと入ってみた。
 最初は飾りかと思ったが、これもちゃんと浴槽になっている。
 源泉が樋を伝わってきて、樽の中に注がれるようになっている。
 見上げると垣根の向こうからのぞく紅葉。
 晩秋の朝風呂だ。


四万グランドホテルの室生の湯(女湯)

上と同じく四万グランドホテルの室生の湯(女湯)

紅葉が見えて晩秋の露天風呂という感じ


 内風呂から露天風呂に出るところに、蒸し風呂(ミストサウナ)もあったのでちょっとのぞいてみた。
 流石にあまりゆっくり入る時間は無いのでのぞくだけで諦めた。

 最後に内湯に入って温まった。
 先ほどの清掃の人はもう行ってしまったようで、内湯は無人になっていた。
 岩舟の名の通り、男湯の方は浴槽が船の舳先の形をしているらしいが、女湯は特に何の形ということもなく、片側が波打つ形になっているだけだった。


四万グランドホテルの岩舟の湯(女湯)




2-3.たむらチェックアウトへ続く


四万たむらの休日 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME