沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*
食後はカメラを手に一人で散歩に出てみた。
まだそんなに気温が上がっていないから、綺麗な蝶の写真が撮れるかもしれない。
あっ、いたいた。
ちょうど自然学校の玄関近くにハイビスカスの仲間であるアカバナーと、今帰仁村指定文化財植物のナハキハギが咲いているので、そこに蝶が集まるようだ。
ばっちり三種類の綺麗な蝶の写真が撮れた。
後で調べたら、褐色と水色の編み目模様が綺麗な蝶はリュウキュウアサギマダラ、三本の白いラインが印象的な蝶はリュウキュウミスジ、黒い大きな蝶で白い水玉模様の入っているものはシロオビアゲハという名前だった。
蝶は上からリュウキュウミスジ、リュウキュウアサギマダラ、シロオビアゲハ
今日の行き先は何となくウッパマビーチに決めていた。
一昨日下見して、クラゲ除けネットなどの設備も整っているようだったので、絶対ここという強い思い入れがあったわけではないが、行ってみようということにしていた。
出かけるときにフロントでnaruさんに会ったので少し話をすると、「ウッパマビーチはお勧めですよ。駐車場代をベルパライソに払うと、ホテルのトイレやシャワー、プールまで使えます」と耳寄りな情報を教えてくれた。
その上、「ちょうど今、沖縄は悪い風が吹いている。つまり風向きがとても悪いんです。クラゲが沢山出ますよ。この風で、ハブクラゲだけじゃなくて風で流されてくるタイプのクラゲも沿岸に打ち寄せますから、クラゲ注意報が出ています」とのこと。
ク、クラゲ注意報~。
クラゲは我が家の禁句だー。
いや、わざわざレナは紙粘土で得意そうにハブクラゲを作ったくらいだから禁句ではないのだが、とにかくクラゲはやばい。
ハブクラゲは高い水温と、ビーチのような穏やかな浅瀬が大好き。ついでに自分で泳ぐ能力を持っており、餌を捕獲しようとして間違えて人間を襲う。
しかしカツオノエボシなどのクラゲは自分で泳ぐ力を持たない。海流や風に流されながら海を漂って餌を捕まえる。
つまり風向きが悪いとハブクラゲに加えてカツオノエボシもビーチに打ち寄せられてくる可能性がある。クラゲリスク倍増だ。
悪いことは重なるもの。
我が家が再びクラゲに襲われる可能性は高いかも。
「ネットの中でも完全には防げませんが、リスクはとても低くなりますから、遊ぶならネットのあるビーチがいいでしょうね」とnaruさんも結んだ。