沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*
砂浜にはもうカラフルなカヤックが準備されていた。
ヨーコさんときよしさんはみんなにパドル(カヤックの櫂)を配った。
「最初に練習しまーす。私の後についてきて下さいねー」
どうやらヨーコさんがメインインストラクター兼ガイドで、きよしさんがサブらしい。きよしさんは要所要所をデジカメで撮影している。このデジカメデータは後でCD-ROMに焼いてプレゼントしてもらえた。
まず全員パドルがぶつからないように少し広がって立ち、それからパドルの中央を見つけてそこを中心に肩幅の広さで両手の位置を定める。
「前へ進むときはこうやって漕ぎまーす。いっちにー、いっちにー。後ろは反対でーす。いっちにーいっちにー」
ちっちゃいレナも一所懸命漕ぐ練習をしている。
一通りレッスンが終わるとグループ分け。二人一組でカヤックには乗ることになる。
我が家は四人だったので、パパとレナ、私とカナの組み合わせになった。
Mちゃん一家はお父さんとMちゃん、きよしさんとMちゃんのお母さんで、先導のヨーコさんは単独で漕ぐことになった。
砂浜でパドルの使い方を練習した後、私たちは河口へ出た。左下の練習風景はきよしさんの撮影。
みんなでずるずるとカヤックを波打ち際まで引っぱり出すと、座る位置はここ、足はこことヨーコさんが一人一人丁寧に指導してくれる。
河口近くの水は薄く濁っている。
私たちは教えられたとおりに乗り込んで、パドルで漕ぎ始めた。
カヤックは水の上をすいすいと滑るように進む。
結構簡単だ。
先頭はヨーコさん。その後ろに広がって私たち。カナはレナとパパに負けたくないらしく、抜かそうと力が入っている。
漕ぎながら、リズムを合わせた方が良いと気づき、自分で「いっちにーいっちにー」と声を出すようになってきた。
時々私が写真を撮ろうとすると「ママ、私にばかり漕がせないでよ」と怒られる。