子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 子連れ沖縄旅行記3 > 7-9シーカヤックツアーの準備

沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

9.シーカヤックツアーの準備










 余裕を持って12時半頃、海辺の自然学校に戻ると、部屋の中のお茶セットやバスタオルが新しくなっていた。連泊だからそのままだろうと思っていただけに、細かい気遣いが嬉しかったりする。
 ちなみに宿泊者が使える共同の洗濯機は建物の外から回ったところにあるようだが、部屋に洗濯機が付いていたマンションと違って使うのが面倒で、私たちは自然学校の3泊は洗濯無し、持ってきた服を片っ端から着ることで凌いでしまった。

 午後1時半。
 子どもたちは水着にラッシュガード、大人はさらにぬれても構わないような膝丈パンツやTシャツを水着の上から着て玄関前に集合した。
 最初は食堂のテーブルで約款に目を通し、申込書に必要事項を記入する。
 名前、住所、生年月日などの他に、持病や飲んでいる薬に関する項目もあった。ガイドはお客さんの健康状態にも留意してツアーを催行する義務があるのだ。

 私たちの他に、女の子を一人連れた家族が一組。だから今日の参加者は全部で7人。
 三つ編みの女の子はカナやレナと同じくらいだろうか。
 仮にこのお宅をMちゃん一家と呼ばせてもらう。
 一通り説明を受けて、それから準備。
 今回のシーカヤックツアーの担当者は、昨日も紙粘土シーサー作りを担当してくれた優しくて面白いヨーコさんと、パパとよくおしゃべりしているきよしさんの二人だった。



部屋に戻るとタオルもお茶セットも新しくなっていた


 「かなり日に焼けますよ。特に座って漕ぐから腿から膝に掛けて」
 子どもたちは短パン型の水着だ。私は膝下まであるけどそれでも心配。
 「ウェットスーツをお貸ししましょう。上半身はそのままでいいです。足だけ入れて、上の方はまくっておいて下さい。あとは帽子と靴ですね・・・」
 子どもたちの帽子は無かったので自然学校のデニムキャップを借りた。Mちゃんは帽子を被ってきていたが、お母さんが自前の物より借りる帽子の方が使いやすそうだと思ったのかこちらも借りていた。
 靴の方は私とカナとレナはマリンシューズを履いているのでOK。かかとのないサンダル履きだったパパと、Mちゃん一家は自然学校のズック靴を借りていた。
 このツアーはとりあえず必要なものはみんな貸してくれるので、健康状態さえ良好であれば着の身着のままでも参加できるようだ。

 そうそう、私はこのとき女子トイレでウェットスーツに着替えたのだが、脱いだ服を洗面台に忘れてきてしまって後でありさんかヨーコさんに持ってきてもらったのだった。恥ずかしー。

 最後にみんなでライフジャケットを身につける。
 晴れてとても暑い日だったので、ウェットスーツなんて着たら暑くてとても歩けないんじゃないかと思ったが、それほど暑くも重くも感じなかった。
 これから体験することにわくわくしていたからかも。
 支度が全て整ったらいよいよ出発。
 玄関を出て、自然学校の裏手を通り、メエーちゃんのいるバスやクルーザーのある草むらの小径を抜けて、昨日大きなカニの死骸を見つけたあのビーチに降りた。

 なお、私たちはビーチから出発して最後はマイクロバスで戻ってきたが、引き潮満ち潮の時間帯によっては川の流れが逆になったりするので出発地点と終了地点が変わってくるそうだ。
 できるだけ簡単に漕げるように、流れに沿って進めるプログラムになっている。




ウェットスーツを身につけ


ライフジャケットも付けてビーチへ



7-10シーカヤックへ続く


沖縄・子連れで体験旅行! 子連れ沖縄旅行記3 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME