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沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

12.時間が止まったような街角










 最後に立ち寄ったのは名護公設市場だった。
 初日に那覇の牧志公設市場に行きそびれてしまったので、名護公設市場で肉類を買い出すつもりだった。
 もう名護に来たらどこで何を買うかは決まってしまっているような気がする。
 肉は公設市場、魚は魚しん、野菜は今日の感じだと、はい菜やんばる市かな。缶入りアルコールはかねひでだよ。果物だけはその年によって品質も値段もばらつきがあるのでどこと言い切れない。

 公設市場には駐車場がないので、手前の市営港駐車場に車を停めて歩く。
 駐車場の目の前の海側には第30回名護夏まつりと書かれた大きなゲートができている。
 ちなみに夏まつりの開催日は一週間後、つまり私たちが沖縄から帰る日だ。


市営駐車場の料金所


第30回名護夏まつりのゲート
名護夏まつりのレポートは最終日に


 1時間100円の市営駐車場から公設市場までの道は昭和の時代から時間が止まったようなレトロでけだるい景色が待っている。
 強い日差しに白茶けたコンクリの建物の間にぽつりぽつりと昔ながらの赤瓦の家が残っていたり、アーケードに枯れかけたブーゲンビリアが絡みついていたり。
 名護プラザのビルにしがみついた巨大なトカゲも健在。
 そして見捨てられた町のように通りにはほとんど人影がない。






いつも強い日差しの中、人影のない名護商店街。時間が止まったような雰囲気がある。



ついでにいつも気になるこの青壁の家のドア・・・上下逆なのはわざと?


2-13名護公設市場と島バナナへ続く


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