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海とビーチと
*子連れ沖縄旅行記*

17.浜辺の夕空










 だんだん辺りが暗くなってきた。
 海に沈む夕日を見ようと浜に出てみたが、マンションの建つ辺りと違ってこのビーチではもっと陸側に日が落ちるようだった。
 波打ち際で空を見上げると、180度の天体がゆっくり暗くなっていくのが判る。
 地平線は薄紫になり、それから茜色になった。
 知らない男の子が一人駆けてきて、
 「見て、大きなカニだよ」と捕まえたカニを見せてくれた。
 太陽が沈むと、雲の少ない日はあっと言う間に暗くなる。
 でも浜辺の賑わいはまだまだ夜が更けるまで続くようだった。














 ビーチパーリーを終えた後、先日、夜の探検ツアーでガイドのRyuさんに教えてもらったオオコウモリ出没スポットに寄ってみた。
 今日も沢山コウモリが来ている。
 よく見ると枝のあちらこらちに逆さになったユーモラスな姿がぶらぶらしている。
 こんなに町の中なのにコウモリは怖がらないんだね。
 やっぱり名護はいいな。
 町の大きさと、自然の近さが。
 那覇に泊まっていたら、こんなに沖縄にはまったりしなかったかもしれない。




真ん中奥の枝からぶらさがり、目だけ光っているのが見える?




7-18真夜中のA&W(エンダー)は大繁盛へ続く


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