海とビーチと
*子連れ沖縄旅行記*
今日の天気は晴れ。
でも少し雲が多い。
去年古宇利島を訪ねたときは曇っていて、海の色が綺麗に見えなかった。
古宇利島には晴れた日に行きたい。
あの青と緑のグラデーションの海に太陽の光が当たっているところが見たい。
一年間そう思っていた。
今日の天気なら見られるかも・・・。
わくわくと期待を膨らませていると、後部座席からレナのお腹が痛いーという絶叫が聞こえてきた。
レナの「お腹が痛い」は、車に酔ったという意味だ。
今朝も酔い止めを服用させたのだが、効いてない。
道中ほとんどくねくねの道は無いし、所要時間だって30分そこそこ。そんなに辛い道とは思えないのだが。
「ちょっと降りてみよう」
古宇利大橋の手前で車を停めて、レナを降ろす。
ここは大堂原貝塚という遺跡があった場所で、橋と古宇利島を見晴らす展望スペースになっている。日光を避けるちょっとした東屋も建っている。
車から降ろしてもぐずぐずと言っているレナの手を引いて、階段を下りてみた。
階段の下は波打ち際で、ここは砂浜ではなく土が固まったようになっている。
浅瀬にいる魚が見える。
なんて綺麗な海だろう。
「きれいだね」
「・・・うん」
ちょっと気分は治ったかな?
古宇利大橋を渡るのは爽快だ。
両サイドに見える海は本当にすごい色。
蛍光ミントグリーン。
そして橋を渡り終えて島に着くと、橋のたもとにビーチが見えて、すぐに今帰仁村農村環境改善サブセンターがある。
橋の開通に併せて建てたのか、至極綺麗だ。
ここは売店・食事処、トイレなどがある。去年もここには立ち寄った。
パパがビーチに行くのに駐車場はここでいいのか聞いてきてと言ったが、まずは子どもたちをトイレに連れていくのが先だった。
トイレは清掃中だったけど、係りのお姉さんが使って良いですよと言ってくれたので子どもたちを入れた。
ここにはシャワーもある。たぶん水だけしか出ないだろうけど、とりあえず無料で使わせてもらえるみたいだ。
■左 屋我地島と古宇利島の間に広がる珊瑚礁の海の色を見てほしくて・・・
■右 古宇利島の今帰仁村農村環境改善サブセンター