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美ら国訪ねて
*子連れ沖縄旅行記*

6.辺戸岬



 道の駅おおぎみを出て、さらに49号線を北上すると左手に海に突き出した岬が見えてくる。
 JALプライベートリゾート・オクマのある赤丸岬だ。
 付け根にもう一つの道の駅、ゆいゆい国頭があり、岬の先端の方は米軍基地になっている。

 あとはまたずっと、快適な海沿いのドライブコース。
 あちこちにヤンバルクイナの看板などはあるが、本物はまるで見つからない。
 というか、こんな幹線道路沿いには出てこないものだろうか。
 もうちょっと山の中の林道とか行かないと、目撃は叶わないかもなぁと、そんな感じ。
 長い宜名真トンネルを潜って、ようやく沖縄本島最北端にたどり着いた。


海の向こうに見えているのが赤丸岬、JALプライベートリゾート・オクマのあるところだ もうじき最北端、ヤンバルクイナ、いないなぁ


 表示に従って国道を外れ、辺戸岬レストハウスの駐車場に車を停める。
 広い駐車場はがらがらだ。
 もう夏休みも終わりだし、台風接近のニュースもあってか、人影は少ない。
 青い海を目指して遊歩道を歩くと、いつの間にか空は晴れている。
 辺戸岬からは与論島がのぞめる。
 沖縄が戦後米国統治下にあった時代は、与論島までが日本の領土であり、この辺戸岬から南はアメリカだった。
 いつかは日本へ復帰をと願い、狼煙を上げていた場所に建てられたのが祖国復帰闘争碑。
 そういえば沖縄は戻ってきたけれど、北方領土はロシアより戻らない。
 以前、納沙布岬から歯舞諸島のひとつ水晶島を見たときのことを思い出した。
 当時の沖縄の人たちは、どんな思いでここから与論島を見つめていたのだろう。


辺戸岬レストハウス 祖国復帰闘争碑へ続く道




7-7.荒々しい断崖とウミガメへ続く


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