1.朝の名護で見つけたもの
六日目 2005年8月28日(日)
日頃、日焼けというと肩が一番酷い。
立っているとき、座っているとき、肩に直角に太陽光線が当たるからだ。
だからつい日焼け止めは肩にたっぷりぬる癖がついていた。
油断した。
一昨日、瀬底島でシュノーケルした後、背中がばっちり焼けてしまったことに気づいた。
それでもこのときは時間も短かったし、既に午後の日差しだったから大事には至らず済んだ。
問題は昨日の水納島だ。
瀬底島の教訓を受けて、マンションから徒歩1分のドラッグストアで新品のSPF50の日焼け止めを買って、家族全員しっかりと複数回ぬりこんだはずなのに。
背中は特に重点的にぬったはずなのに。
やはり自分では上手くぬれないからと、子供たちに頼んだのが敗因だったのか?
昨夜は私とパパとレナと、三人とも背中が痛くて苦しんだ。
肩胛骨の下と、背中の下の脇寄りが特に痛い。
日頃こんなところ日に当てないからなぁ。
カナだけは誰より真っ黒に焼けているのにけろりとしている。
しかしここまで黒いと日本人に見えないぞ。
とりあえず背中の痛い三人は、互いに火傷の軟膏を塗りあって床についた。
沖縄の太陽は強烈だ。
海で遊ぶのは楽しいが、果たして帰る頃はどんなありさまになっているだろう。