12.青空の予感
食後は土産物を物色。
買うわけではないのだが、どんなものを売っているのか気になって。
パパとカナが、珊瑚で作った置物を発見。
これなら自分たちで作れそう。
拾った珊瑚で作ってみようか。
伊江島直送の鮮魚も色とりどり。
本当にこっちの魚は、刺身で食べるのが不思議なくらい鮮やかな青や緑色だ。
なんだかちょっと予感はしていたが、やんばる海の駅から外に出てみて、やっぱり・・・と思う。
さっき降ってきたあの雨は何だったんだろう。
まるで時計を早回しにしたみたいに、嘘みたいな青空。
そうだ。
海へ行こう。
今からだって遅くない。
晴れたなら、白い砂浜へ行って珊瑚礁の海で泳ぐのだ。