8.黒潮の海
さてこの水族館最大の目玉である巨大アクリルパネル水槽の黒潮の海に行く前に、通路で黒潮探検ツアーの受付を行っていた。
1日10回、1回辺り15人限定。
黒潮の海水槽を上から眺めることが出来るというもの。
私はちょっと気になったが、パパは受付時間まで並ばなきゃいけないし、既に行列が出来ているようだからとやめて、10時からの美ら海シアターを見ようと言った。
10時までまだ20分ほどあったので、先に黒潮の海へ。
世界最大のアクリルパネルは流石に大きい。
カラフルさでは先ほどの珊瑚の海に敵わないが、迫力は満点。
前に大阪の海遊館で巨大ジンベエザメなら見たことがあるが、ここはまたいろんな魚がいて、目の前を群れなして横切っていく。
カナもレナも目を丸くして見ていた。
「エイ先生の背中に乗りたいな・・・」とレナ。
うん、あの大きなマンタならレナぐらい乗れるかもね。
ふと振り向くと、ずいぶんと人が増えていた。
通常は9時半オープンだから、それにあわせて来る人が多いのかもしれない。
流石に有名な水族館だけあって、平日でもこんなに混むんだね。
サメ博士の部屋で鋭利な鮫の歯に触った後、時間になったので少し戻って、美ら海シアターを見た。