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◆◇奥日光湯元温泉◇◆雪と湯煙と苺の旅 3-7


7.またきっと訪れる、白い季節の日光湯元

 でも出てみると驚くほど温まっていることに気づいた。
 あれほど外気が寒かったのに、まるで寒さを感じない。アルカリ性単純泉と言うけれど、塩化物泉のつく日光湯元温泉よりよっぽど温まる。
 こんな無個性の品行方正になるまでいじらなくても、本来は良いお湯なんだろうなと思った。

 さて世界遺産日光には、外国人観光客も多い。裏磐梯には中国・韓国系の観光客が多かったが、こちらは欧州・アラブ系が多い。
 戦場ヶ原あたりでは、よく背の高い外人グループがクロスカントリーなどしていたりする。
 日光和の代温泉やしおの湯にも何組か外人さんがいた。
 休憩室では、幼稚園児ぐらいの金髪の兄弟が仲良さそうにふざけあっているのがほほえましかった。
 果たして外人さんには日本の温泉はどんな風に映っているのかな。


やしおの湯の休憩室にて、カナとレナ


 午後4時前には高速に乗る。
 山を染めて冬の日が落ちる。
 気が付いたら体力使い切りの三日間。
 それにしても日光湯元のお湯は良かった。
 いつもならもっといろんな温泉に入っているのに、今回はほとんど湯元だけで満足した。
 関越道と違って、帰りも東北道は渋滞無し。
 冬の日光湯元。
 マイナス10度まで冷え込み夜は満天星きらきら。
 雪も湯の花も白い粉のようで、はらはらと指の間を逃げていく。
 シンと音は全て雪景色に吸い込まれて・・・

 またきっと、訪れる。
 真っ白な季節の奥日光湯元温泉。 


やしおの湯の露天風呂からはたぶんこの辺の角度の景色が見えた・・・かな?
やしおの湯の駐車場から撮影 黄昏の関越道・・・
旅の終わりを締めくくる



おしまい


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