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◆◇奥日光湯元温泉◇◆雪と湯煙と苺の旅 3-1


1.強力、日光湯元温泉

最終日 2005年2月13日(日)



 てっきり今日は曇りか雪だとばかり思っていた。
 それが朝起きて、カーテンを引くと青空が目に眩しかった。
 山側の部屋なので湯の湖は少ししか見えないが、窓からの眺めはそれなりに良かった。

 朝食まであと40分ほど。
 朝風呂に行く時間はあるかな。
 先客が一人。
 湯気の中にぼんやりシルエット。
 奥の二つの湯口から出るお湯は、そんなに量が多いようには見えないのだが、三つ目の浴槽内の注入口から出る量が多いのか、縁からはざぶざぶと掛け流されてさざ波ができている。
 粉状の湯の花がとても多いので、掛け流される床にはうっすらと白い粉が積もっている。昨夜は子供たちが面白がって指でそこに絵を描いていた。


見て見てこの青空。これぞ日頃の行いのよい証拠。 湯の家の窓から見る湯の湖側も晴れています。


 朝食の後は荷物をまとめる。
 鏡の前でメイクしていたら、子供たちが面白がって化粧道具で遊びだした。
 カナがレナの眉を描いてあげている。
 まあ、いいか。

 昨夜は11時半頃、私がさあ寝ようと思ったら、ごそごそとパパが起きてきた。
 なんだ、寝かせておいてあげようと思ったのに。
 せっかく起きたけど、私は眠いからもう寝るね。
 すっかりすれ違いの夫婦だった。

 10時にチェックアウト。
 直前空室投げ売りシステムのトクー!トラベル を使ったので、吃驚するほど安く泊まらせてもらった。
 にも関わらず、日光杉の割り箸セットをお土産に頂いた。
 宿泊料を支払って、お釣りに返してもらった10円玉を見て苦笑。
 コインに見えないほど黒ずんでいる。
 女将さん曰く「硫黄でどうしてもこうなっちゃうんですよ」
 ううん、強力。
 奥日光湯元温泉。 


湯の家旅館の二日目の朝食 レナのお化粧をしてあげるカナ・・・
いっけん仲が良さそうに見えますが、レナが交代してお化粧して上げるというと、カナは「嫌っ」・・・





3-2.今日はスケートへ続く


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