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鳴子温泉巡り旅

4.しんとろの湯








しんとろの湯のお風呂の写真は私は撮れなかったので、これは一緒に行った杉江家のどこでも別荘のくららさんにお借りしました。



 結構お客さんの数も多かったが、お風呂もまあまあ広いので気にならない。
 露天風呂はない。
 窓は広いが、のぞき防止か下半分はよしずのようなもので覆われていた。
 お湯は少しばかり緑色っぽく見える透明のもの。
 ほぼ適温で入りやすい。
 いやはやいかにも中山平という感じの強いにゅるにゅるとろとろ感。一昨日の丸進別館には敵わないが相当なもの。
 なんせ子どもたちまでが口々に「ねぇ、何でこんなにぬるぬるするのー」と言っていたぐらいだ。
 臭いも柔らかいゆで卵系でなかなかいい感じ。
 子連れで最後に寄る温泉としては正解だったと思う。


上と同様くららさんにお借りした写真。
建物の裏手にぐるっと張り巡らされた樋。ここに源泉を通して、加水することなく温度を下げています。



 ふと見ると、くららさんが窓に張り付いて外を見ている。
 「どうしたの?」
 「この温泉はね、外に樋を通して源泉温度を下げているんだって。今日みたいな雨の日は加水されまくりなんじゃないかと思って」
 隣に建ってよしずの上をのぞくと、ガラス越しでよく見えないが確かに木製の樋が長々と延びている。
 温度が高い源泉の場合、濃度や純度を優先して冷ますか、鮮度を優先して冷ますかは究極の命題だ。
 しんとろの湯は純度優先で、少量ずつ空気に触れさせて冷却する方法を選択した。まあ今日の場合は雨模様もあって天然加水状態になってしまったが。
 天候のせいか湯口から出るお湯は結構勢いがある。
 まあいろいろ意見も有るかと思うが、この顕著なにゅるにゅる感とゆで卵臭で私は十分満足だ。今回の旅行で沢山入らせてもらった鳴子のお湯は全てだが、ここもとても良い温泉施設だった。

 子どもたちは隅の方で昨日の続きを始めた。
 ポケモン人形を並べている。
 この年頃の子どもたちって男女を問わず本当にポケモンが好きだね。
 もうじきお別れだと思うと、なおさらやめたくなくなるものらしい。
 また遊ぼうね、まりなちゃん。
 トレーラーのベッドと、沢山のDSのソフトを貸してくれてありがとう。
 やっぱり同年代の子供のいる人と一緒にキャンプに行くのは楽しいな。



4-5いつか新緑の季節にへ続く


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