20.鳴子温泉の湯巡りを終えて
在来線の時刻表が見られるというので途中、またガソリンスタンドに寄った。
ガソリンスタンドの温泉に入らせてもらうわけでも無いのに、何度もおじゃましてお世話になった。
くららさんは心配そうだ。はやとくんの携帯の電池も残り少なくなっていると言う。
ようやく長い湯巡りを終えて、くららさんのハマーを置いた場所まで戻ってきたのが6時半。
屋代さんはまた来て下さいねとにこやかに手を振ってくれた。
本当にこんなに丁寧に案内してもらって良かったのだろうか。
お礼をするとしたら・・・やはり私が見たこと感じたことをできるだけ多くの人に知らせるのが良いのだろう。
屋代さんの希望は、鳴子温泉郷の本当の良さを広めることだから。
そしてたぶん、鳴子にこれからやってくるお客さんも、鳴子でお客さんを待っている宿やお店も、みんなが鳴子で良かったと思うようなそんな関係を築ければと思っているに違いない。
鳴子温泉郷、お湯有りき。
そして鳴子温泉郷、人在りき。
今日はどうもありがとうございました。
屋代さんと、入浴させてくれた全ての旅館に感謝。
二度目にして、ようやく心から満足のいく鳴子温泉巡りができた一日・・・いや半日だった。