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◆◇長崎旅行記◇◆
小浜温泉湯祭りとハウステンボス

26.小浜温泉湯祭り













 お祭りの会場になっている広場の中央にあるのは、なんだか人工の火山みたいな不思議なものだった。
 1メートルぐらいの高さにコンクリで囲った上部はさらに緑に塗られた丸太を並べて囲ってある。その中からひときわ大きな湯煙が。
 「蒸し釜」とある。
 観光客がセルフでたまご、じゃがいも、たこ、ブロッコリー、とうもろこし、さつまいも、くるまえび、さざえ、アスパラ、ほうれん草などを竹かごに入れて茹でることができるようだ。面白い。
 よく見ると、コンクリの段になったところにいくつか穴があり、釜の蓋乗せてあって、その中に竹かごを入れて調理できるようになっている。
 天然の温泉蒸気による巨大蒸し釜だ。





 蒸し釜の先、煉瓦の石畳の通りの両側にはお祭りの屋台が並ぶ。
 ちょうどこの賑わいが、さっきイルカウォッチングに行くときに通ったバスから見えたものだ。
 やきとり、りんご飴、ベビーカステラ、たこ焼き・・・など定番の屋台に加えて宮崎名物「肉巻きおにぎり」とかも。
 というか、ここ、宮崎じゃないぞと突っ込みを入れる。
 小腹が空いたという子どもたちにはチーズボールを買わせた。
 これも・・・北海道新名物とあるが、気にしないことにする。

 海に面した野外ステージではフラダンスのショーが行われていた。
 これを遠目に見ながら石段に座って食べさせた。
 野外ステージの隣は突き出した桟橋のようになったところで、ほっとふっと105という細長い足湯になっている。
 なんで105なのかというと、足湯の長さが105mなのだ。
 食べ終えた後の串を捨てる場所が見つからなかったので、買った店に戻って引き取ってもらった。


上から二段目は蒸し釜の裏側。3~4段目は日本一サイズの足湯ほっとふっと105




1-27海上露天風呂 波の湯「茜」と日没へ続く


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