子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 赤倉温泉*子連れスキーと温泉旅行 > 1-4春のゲレンデに舞う杉花粉

◇◆赤倉温泉◆◇
子連れスキーと温泉旅行

4.春のゲレンデに舞う杉花粉










 赤倉のスキー場が好きな理由はいい温泉があることもあるのだけど、ロケーションが良いことも大きい。
 三日間曇りから雨の予報だと思っていたけど、どうしてどうして青空が眩しいいい天気。
 谷の向こう側は妙高パインバレーや斑尾のある方角。野尻湖も見えている。パノラマコースの名にふさわしい。
 先生も最初は子どもたちのレベルを見るため簡単なところをゆっくりと滑らせている。
 先生が先に手本を見せてその後をレナが、しんがりをカナが滑った。
 カナは適当なところでターンしているが、レナの板は先生と寸分違わないラインを描く。これだけでも差が付いていく感じだ。
 まあカナの長所は真面目なところ。がんばってもらいましょう。










 何度か子どもたちが習っている横を滑り降りてきたが、ふいに見失ってしまった。
 銀嶺ゲレンデの方に降りたのかもしれないと熊堂から更に下ってみたがいっこうに三人は見つからなかった。
 銀嶺ゲレンデはいくつものゲレンデの集合体である赤倉温泉スキー場の中でも一番北側で一番低い位置にある。そして初心者向けの斜度の緩いコースがほとんどだ。
 コースの両側にぎっしりと杉の木。
 風が吹くとゆさゆさ揺れて、どこぞのCMみたいに黄色い粉が一面に舞い上がった。
 「パパ大丈夫?」
 「何が?」
 「・・・花粉症」
 「ああ見た見た、今の風だろ」
 今年は花粉が少ないのか花粉症が収まってきたのか、例年と違ってけろりとしているパパ。
 むしろレナの方がよく目をこすっている。顔にもぽつぽつ湿疹が出てきてちょっと心配。



子どもたちのスキーレッスン風景


気がつくと周り中、杉の木だぁ




1-5リフトの下には蕗の薹がいっぱいへ続く


赤倉温泉*子連れスキーと温泉旅行 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME