子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 本栖湖・浩庵キャンプ場便り3 > 3-7ロリキート・ランディング

本栖湖・浩庵キャンプ場便り
*水着で過ごす湖畔の休日3*

7.ロリキート・ランディング



 檻の手前にひとつ100円で餌が置かれている。
 コーヒーミルクのような小さなカップにジュースが入っているようだ。
 ロリキートたちはフルーツが大好き。
 たぶんこれに寄ってくるのだろう。
 入り口にイヤリングや腕時計は狙われるので気をつけてと書かれている。
 ロリキートたちは光り物も大好き。

 鳥たちが逃げ出さないよう二重のドアになっている。
 一つ目のドアを開けたところで、既に脱走を狙っているグリーンのキスジインコが待っていた。
 これをせめても逃がさないように、もう一つのドアを開けると・・・
 いきなりわっとロリキートたちがたかってきた。
 そりゃもう、すごいありさま。
 オーストラリアポートダグラスでロリキートに餌付けしたときのような大人しい状態じゃない。
 ほとんど襲われている。
 餌を持っていようが持っていまいが、頭に肩に次々とロリキートがとまる。
 ひゃ~。


パパ、痛そう・・・ パパ、益々痛そう・・・ロリキートたち、容赦ないから
これがオーストラリアのクイーンズランド代表レインボーロリキート 真面目にレインボーロリキートなんて大人しい方です


 餌を手に持っていたパパはもちろん、自分も襲われた。
 どうもロリキートは帽子が好きらしい。帽子を被っていたのは私だけだったのだ。
 さらにアクセサリーはつけていないから大丈夫と思ったら、着ている服にきらきら光るチャームがついていてこれをついばまれた。

 強烈なのは黄色い頭のナナイロメキシコインコ。
 群れなして右へ左へ飛び交う。
 弾丸みたい。
 ばさばさっと飛ぶ度に、ぎょっとして子供たちがしゃがみ込む。
 スリル満点。
 レインボーロリキートなど大人しい方で、水道のところに三羽ほど固まっていたので子供たちは空になったカップに水を汲んであげていた。

 出口のドアを押したら、「肩や頭に小鳥は乗っていませんか?」という注意書きがあり笑ってしまった。
 あれほど乗るのが好きなロリキートたちなら、ときどきお客さんの体にくっついて出ていってしまうのかもしれない。

 ロリキート・ランディングコーナーの次は建物の外に出る。
 外にはエミューが待っている。
 両側にゆっくりと開く自動ドアで、思わずジュラシックパークの入り口みたいと思ってしまった。


一番情け容赦ないのが七色メキシコインコ
このときは時計のチェーンが狙われております 弾丸のように鋭く、散弾銃のように群れなして飛んでくるのです




3-8.エミュー牧場はジュラシックパーク?へ続く


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