2.浩庵キャンプ場
河口湖ICで降りて、風穴だの氷穴だのの看板を後目に真っ直ぐ本栖湖へ。
まだあまりに朝が早いので、道ばたの産地直送店なども開いていない。
7時半。
湖畔の景色を楽しみながらいつもの浩庵キャンプ場に到着。
途中に本栖湖レークサイドキャンプ場などもあるが、眺めでは断然こちら。
浩庵のチェックイン時間は朝8時。
このあたりのキャンプ場は朝から入ってテントを張れるところが多い。
午後三時頃からようやく入れる普通のキャンプ場と比べても、ディキャンプ一日分得したような気がする。
受付がオープンするまでの30分間、子供たちにトランポリンをさせてみた。
浩庵の受付前に大きな黒いトランポリンが据え付けてある。
自由に使って良いらしい。
一人ずつ乗るようにと注意書きがあったが、子供たちの体重は二人足しても大人一人分にもならないので、まあいいかと二人乗せてみた。
今回はこのトランポリンにはまって、ここを通る度に遊ばせられることになる。
私たちが待っていると、いつの間にか他にもキャンプ場のオープンを待つお客さんがやってきてうろうろしていた。
浩庵の前は、五千円札のモデルになった逆さ富士ビューポイントとして有名だ。
だけど今朝は富士山の姿は無い。
空は晴れているのにどうも富士山の方角だけ薄ぼんやりと霞がかかっていて、まるで塗りつぶしたように何も見えない。
去年も夏に二回浩庵にキャンプに来たけれど、はっきり見えたのは一度だけだった。
確か明け方にシルエットになって富士山と湖に映った富士山が見えたのだ。