2.諏訪峡温泉
水上ICを降りて利根川を渡る手前を右へ折れる。
利根川と上越線に沿って少し南下すると、
諏訪の湯の看板が見えた。
そう、最初は嶺久館に行こうと思っていたのが何故か途中で気を変えて、諏訪峡の諏訪の湯に行くことにしていた。
看板の表示に従い川の方へ細い道を降りると、「本当にここなの?」とパパ。
駐車場のようなところから諏訪峡梁と書かれたオンボロの建物が見える。
まさかあれじゃないよね。
「ちょっと見てくる」
一人で車を降りてさらに細い道を奥へ進んだ。
諏訪の湯の建物は確かに新しくはないが、とりあえずB級施設を苦手とするパパの許容範囲だった。
「この奥にあった。車で入れそう」
10時オープンなのでまだ開いたばかり。
それでもちらほらお客さんが入っているようだ。
あちらこちらに貼られた張り紙も年代を感じさせる。
ここを選んだ理由の一つは入浴料金。
休憩室を使わなければ大人300円と大変お安い。