◇◆がんばれ新潟◆◇
四万温泉と雪国古民家の旅
早速荷物を下ろし、家の中に運び込む。既に鍵は開いている。
外よりも寒いんじゃないかと思われるがらんとした室内を歩いて、石油ストーブのスイッチを入れて回った。こたつもね。
こたつの部屋とその隣の吹き抜けの部屋の間のアコーディオンカーテンは閉めた。吹き抜けの部屋のストーブはこたつの部屋に運び入れる。これでこたつ部屋の暖房は二倍だ。
寝室は2階。持ってきたホットカーペットはこの部屋に。
子供たちも荷物運びを手伝ってくれる。
食料品は冷蔵庫にしまって、しまいきれない分は玄関に置いとけ。どうせ冷蔵庫の中と温度は変わるまい。
二年前は家庭の使いかけ状態で置いてあった調味料は衛生面から姿を消し、みらいの台所には小瓶の醤油、数日分をビニール袋に入れた塩、砂糖などが備え付けられていた。
親が荷物を片づけている間に子どもたちは外に出た。
早速雪遊び。
玄関前に積もった雪をよじ登って道路のほうまで行くつもりらしい。
怖がりカナは恐る恐る、大胆レナはがんがん上る。雪に埋まって抜けなくなっても知らないぞ。
全身雪まみれになって道路まで登って両手をあげてはいポーズ。
そうしている間に若井さんが来たよとパパ。
早速玄関前の雪かきを始めてくれたらしい。大きな音を立てて小型の除雪機が動き出した。