朝起きると、外の景色は真っ白だった。
これはもう、森のこだまに行くしかない。
パパと肯き合って、子供たちがまだ寝ている間にひと風呂浴びて来よう。
二日目 2009年1月2日(金) |
昨日の冬枯れの寂しい景色とはうってかわって、露天風呂から見下ろす木々は真っ白だった。
昨夜
四万グランドホテルから帰って来た時には降っていなかった雪が、その後降りだし、一晩中降り続いたものらしい。
どの枝も雪化粧して、昨日とは違う場所を見ているようだった。
小枝子パパさんが朝には熱くなると言っていた通り、朝風呂は昨日よりずいぶん熱く感じた。
といっても、冷え切った外気温からするとちょうど良いくらいだ。
お風呂の中から木の手すりにつかまって外を見やると、腕にはらはらと雪が落ちてきて、見る間に融けていくのが判った。
雪見風呂ができて幸せ。
温泉旅館に泊まった翌朝の朝風呂は至福の時。