最初は昨日の松代ファミリースキー場か一昨々日の松之山スキー場に寄って行くつもりだった。
特にパパは松之山スキー場で半日遊んで、最後にまた
ナステビュウ湯の山で休んで帰ろうと考えていたようだ。
でも今年は雪が少ないねぇなんて話をしながら坂を下っているうちに、どうせなら湯沢の方のスキー場に寄っていってもいいかななんて話になってきた。
早速地図をめくる。
帰りに寄る温泉のことも考えると湯沢より塩沢石打寄りの方がいいかな。
湯沢なら山の湯に入ってみたいけど、規模が小さそうだからスキー帰りの客で混雑していたらきついだろうか。
むしろ大沢山あたりが穴場だったりして。
大沢山温泉に入れれば、松之山周辺の温泉でがさがさになった肌もすべすべに戻る。一石二鳥だ。
それに大沢山では高七城には行ったけれど、本命の幽谷館に振られている。パパはどうも幽谷館の佇まいがお気に召していないようだが、私は絶対にいつか入りたいと思っている。
松代を抜ける頃は青空が真っ白な雪景色が映えて太陽がぎらぎらと輝いていたが、十日町を抜けて信濃川を渡る頃には少し薄曇りになってきた。
ええと確か大沢山へ至るトンネルはこの車のナビは認識しないんだった。
信濃川に沿って南北に伸びる国道117号線をまずは南下、そして伊達という交差点で県道334号線に曲がる。この道は途中でもう一本先の県道76号線と合流して大沢山に至るはずだ。