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がんばれ新潟*雪国のお正月2007
> 3-2みらい納豆おにぎり納豆
◇◆がんばれ新潟◆◇
雪国のお正月2007
2.みらい納豆おにぎり納豆
話を今日に戻そう。
朝食後に若井さんが訪ねてきた。
何しろ昨日も来てもらったのに私たちは松之山に行っていて留守だったから。
若井さんの本業はワカイ測量という測量屋さんのはずだが、最近は公共工事の予算枠も激減して商売あがったりだそうだ。
すっかり貸民家業が本業になりつつありますと頭をかいておっしゃったが、貸民家業の他にもどぶろく、納豆、マーマレード、最近では味噌も造っている。マーマレードを除けば発酵・醸造系の食品が多い。
「昨日頂いた納豆、美味しかったですよ」とyuko_nekoさん。「でも粘りが少な目でしたか・・・」
yuko_nekoさんが持ってきてくれた辛み納豆が昆布入りのせいかやたらと粘っていたので比較すると確かに粘りは少なかったかもしれない。
「実は焦がしちゃいましてね」と若井さん。
「いや、お渡しした分は無事だったんですが、鍋の底の方が少し焦げてしまってその煙が少し表面についたので粘りが少なかったかもしれません」
ほんの10分いつもより長く火にかけただけでそんなことも起こるらしい。
「じゃ、もう少し発酵を進めても粘りが出るっていうわけじゃないんですか」
「もうこうなると、それ以上は粘らないですね」
へえー。
若井さんのみらい納豆は、大豆は自家製、塩は和歌山の塩を使って作っているのだそうだ。
カナはこれを「おにぎり納豆」と呼ぶ。
パパはそれを聞いて、最初は納豆を具にしたおにぎりのことかと思ったようだが、包みが三角なのでおにぎり納豆と呼び始めたようだ。
今、市場で主流になっている小粒納豆を見慣れた私たちには、みらい納豆の大豆はすごく大粒に見える。
大粒のみらい納豆
食べてみたい人は貸民家みらいに行くか、あるいは東京御徒町の吉池でも売ってるよ。ちなみに吉池の創業者は新潟の松代出身だそうで。
3-3だから「本当にいいの?」って言ったじゃない
へ続く
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