二日目 2007年元旦(月)
実はもう何度も、書き始めた旅行記は頭っから削除して東京に帰らなくてはならないだろうと夜中に思った。
せっかく新潟までやってきたけど、こうも調子が悪くてはみんなに迷惑をかけてしまう。夜が明けたら真っ直ぐ帰ることになりそうだと・・・。
そういうことになるなら、朝が来たらパパにまた半日、車を運転してもらわなきゃ。
疲れているのにごめんね。
子どもたちは泣くだろうな。凄く楽しみにしていたのにって。
仕方ないけど。
でも朝目が覚めたら、少しふらふらするぐらいで気分は落ち着いていた。
昨日の午後に感じたような、歩くこともできない調子の悪さは消えていた。
思えば冬休みに入って直ぐにレナが風邪を引いて、夜もよく眠れない日があった。
この旅行の前日にも、彼女が旅行に行かれるかどうかの伺いを立てるため掛かり付けの医院に予約を取りに行かなくてはならなかったが、予約は電話では受け付けてくれないので朝の6時に自転車を漕いで医院まで出向いた。
自分も風邪で声が出なくなっていたので、そのときついでに自分の薬も出してもらったが、これもまた寝不足の一環になっていた。
そして昨日も朝の5時過ぎに出発するため、目覚ましを掛けたのは4時45分だ。
風邪と疲労と寝不足と・・・
そこへ風邪薬の睡眠効果と・・・。