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がんばれ新潟 雪国のお正月*2006
> 3-10露天風呂から薄紅色の夕暮れを
がんばれ新潟■雪国のお正月*2006■
10.露天風呂から薄紅色の夕暮れを
今日が晴れて暖かかったので、
ナステビュウ
の駐車場や屋根の雪はほとんど溶けていた。
びしゃびしゃにぬかるんだ駐車場を横切って、入り口へと向かう。
入り口には門松。
中に入るとご自由にお呑み下さいと樽酒。
去年の元旦に
千手温泉千年の湯
に行ったことを思い出した。あそこも樽酒を振る舞ってくれた。こんな風に大盤振る舞いをしてくれるのは新潟のセンター系だけだろうか。
パパは早速樽酒を柄杓で汲んでいる。
私も一口・・・升の木の香りが広がった。
ナステビュウの入り口のお正月飾り どうぞご自由にお呑み下さい
お風呂は混雑していたが、ストレスを感じるほどではない。
去年の千年の湯は酷かった。
洗い場なんて順番待ちだったもんね。浴槽もいっぱいだったし。
それと比較すると空いているくらいだ。
この強い灯油のような油臭と、発酵したような臭い。それに蝋燭の燃えた後の臭い。忘れられない。
露天風呂に出たら、先客は一人きりだった。
ここは景色が良いのも気に入っている。
ああ、夕暮れだ。
昼間よく晴れた空に今は薄雲がかかり、淡いピンク色に染まっている。
山に降り積もった雪もピンク色だ。
いい時刻にお風呂に入れた。
手を伸ばして雪を掻き取ってやると、子供たちは岩の上に小さな雪玉を並べ始めた。
ナステビュウの露天風呂で雪玉を並べる子供たち そして露天風呂から見る対岸の雪は淡紅色に染まって
3-11.囲炉裏を囲んで
へ続く
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