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◆がんばれ新潟 雪国に春は来たか◆3-2
2.さよなら、またね
今朝は快晴。
理想的な青空。
ぽこさん一家は今日は朝から帰途につくと言っていたが、実際はタク君もマコちゃんもスノーランドの2(5号館の裏手に広がる広い雪原)が楽しくて、なかなか出発できなかった。
昨日の朝は熱を出したかと心配したマコちゃんも絶好調で、カナと連れだって遊びに行ってしまった。
昨日今日と暖かい日が続いたので、雪は柔らかくなり、昨日より更にもろくなっている。大人が登ると足がすっぽり埋まってしまいそうだ。
スノーランドの1(タク君が掘ったかまくらや、カナとマコちゃんが作った雪の滑り台がある方)もずいぶん大きくなった。タク君が一所懸命掘ってくれたので、大人が二人ぐらい悠々と立てるぐらい中が広くなっていた。
最後の最後まで子供たちは雪原で遊んでいた 暖かくなってきてかなり雪も溶けてきた。ここで遊べるのも今朝までだろう。
子供たちが遊んでいる間、ぽこさんはせっせと荷物を積み込んでいた。
全部完了したのは11時も近かっただろうか。
車にタク君とマコちゃんも乗り込んだ。
出発前にマコちゃんに聞いたら、また一緒にここに来て遊びたいと言っていた。キャンプもいいねと言ったら、キャンプにも行きたいと言っていた。
よし、きっとまたここか、キャンプ場で遊ぼうね。
うさぎの耳のついたふわふわ帽子を被ったマコちゃんは、本当にふわふわのうさぎさんみたいだった。
にっこりしてバイバイと手を振るうちに寂しそうな顔になった。
ぽこさんの車は、一度バックして道に出て、それから名残惜しそうに走り去っていった。
カナもレナも急に静かになってしまってしょぼんとしてしまった。