◆がんばれ新潟　雪国のお正月◆5-6

6.再び三笠屋酒店

　午後2時にはokiesさんを迎えに松代駅へ。
　駅前は雪が溶けてきて足下がびしゃびしゃになっていた。
　寒いのでyuko_nekoさんたちと子供たちはふるさと会館の中に入った。
　ここには観光土産、食事処などの他、観光案内所などもある。
　時間ちょうどぐらいに、背の高い女性が車から降りてきた。
　okiesさんだった。

　さて、真っ直ぐ貸民家に戻らず、昨日の酒屋に寄っていくことにする。
　okiesさんには待っていてもらうことにして、またまた四人で店の中に入った。
　お目当ては、昨日教えてもらった「雪の中の酒　しぼりたて原酒生酒　八海山」。
　日本酒というにはあまりにさわやかな味わい。この手が好きながっちゃんと私はにんまりしてしまった。
　店主が言うには、今日売り出すこれを一年間待っているファンもいるとか。
　がっちゃんはやおら一升瓶で買ってしまった。

　すっかりokiesさんを待たせてしまったので、申し訳なく思いながら蓬平への道を急いだ。
　okiesさんの車が停められるように、若井さんは今朝、もう一台分置けるスペースを雪かきしてくれていた。
　部屋はストーブを消しておくとあっという間に冷え切る。
　あわててまたストーブをつけて回った。
　人心地つくかつかないかの間に、またまた次の温泉の相談。
　「今日はどこに行きます?」
　昨日に続き今日もパパは行かないと言った。
　温泉じゃなくても露天風呂うきぐもがあればそれで十分なのだそうだ。
　子供たちもまた、家で遊んでいると言ったが、yuko_nekoさんはちび姫ちゃんと離れたくないと言って、みんな連れていくことにした。
　というわけでお留守番はパパだけ。