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◆がんばれ新潟 雪国のお正月◆3-7
7.賑やかな大晦日
若井さんが帰られた後、みんなでコタツを囲んだ。
メインディッシュはカニ。それから甘エビ、みそ汁、納豆・・・yuko_nekoさん、この数の子美味し~い。
yuko_nekoさんは紅白でマツケンサンバを見るのを楽しみにしていたが、子供たちが騒ぐわビデオを見るわでなかなか大人は落ち着けない。
でも旅館やホテルと違って子供がいくら騒いでもいい環境ってそうないものね。今日はいいよね、どんなにはしゃいでも。
それに大晦日なんだしさ。
お酒は道の駅新井で買ってきた越の楽酔はフルーティで私やがっちゃん好み、先日の渋温泉で買ってきた縁喜の不老長生五年酒はこくがあってパパやyuko_nekoさん好みだった。
寝る前に子供たちは露天風呂うきぐもへ。
今日はぬるくない?と心配そうなカナ。
三人ともタオル巻で運び、樽のお風呂に入れる。
今日は雪だるま作りではなく雪投げにはまった。
湯桶が二つあったのでそこに雪を沢山入れてあげると、お風呂の中から手を伸ばして三人の子供たちは雪玉を作り誰が一番遠くまで投げられるか、誰が一番面白い場所に投げられるか、めいめいで競っていた。
風呂釜の蓋を開けて、薪をどんどんくべる。
ぱちぱちとはじけて火の粉が上がる。
酸素が入るように少し蓋をずらして一晩中燃焼させれば、朝風呂なんかもできる。
子供たちは遊ぶのに夢中で気がつくと体が冷え切っていた。
パパが時々「中に入って50数える!!」と号令をかける。
そうすると子供たちはざばっと肩まで入り大きな声で50数えて、また上半身を乗り出し雪投げに熱中した。
それを何度か繰り返しているのを見て、yuko_nekoさんは「軍隊みたい」、私は「湯長が号令する草津の時間湯みたい」。