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◆がんばれ新潟 雪国のお正月◆2-9
9.貸民家みらいへ
松之山から松代町まではあっというま。
益々雪が激しくなる中、ほくほく線松代駅のふるさと会館前に着いた。
ここで今夜泊まる貸民家の家主さんに電話することになっている。
貸民家の名前は「みらい」。
現在三棟あり、さらにもう一棟準備中らしい。
予約を入れたのは蓬平(よもぎひら)地区にある一号館。囲炉裏の間、薪で焚く露天風呂、沢山の部屋がある。
他にも薪でご飯を炊くかまどもあるという。
これらを管理しているのは、有限会社ワカイ測量の若井さんという方で、全国に先駆けてどぶろくを製造販売したり(なんと、どぶろく特区酒造免許を取得認可第一号)、市民農園を開設したり、納豆を造ったり味噌を造ったり、とにかくいろんなことをしていらっしゃるのだ。
電話して、ふるさと会館で必要なものを買い出したりしているうちに、若井さんが迎えに来て下さった。
早速、若井さんの車について出発。駅前を離れるとすぐに山へ登るような道。
我が家の車はスタッドレスタイヤをはいているが、4WDではない。雪の坂道は時々滑り、チェーン無しでは辛かった。
角をひとつ曲がるごとに雪道の難易度が上がる。
ようやく貸民家みらいの一号館についたときは、もうチェーン無しの限界だった。
ほくほく線松代駅前。建物は松代ふるさと会館
ふるさと会館の駐車場から見える看板
2003年夏のイベント用の看板がある・・・今、もう2004年末なんですけど
貸民家への道・・・雪が凄い。チェーン無しではきつい
雪が積もっているので建物の前までは車をつけられない。
ぎりぎりの所まで若井さんの車に荷物を積んで運んでもらった。
こちらです、と案内されれば
「うわぁ」
雪を被った集落を見下ろす高台にあるので、とても眺めがよい。
玄関に中に入ろうとしたところで携帯が鳴った。
まさかauの電波は届かないだろうと思っていただけに驚いた。
電話は明日から合流するはずの友人yuko_nekoさんからで、今夜の宿に着いたという。
お泊まり先は栃尾又温泉の宝窟堂で、松代町からもそんなに離れていない。
「こっちも今着いたとこ。中はまだ見てない。うん、凄く眺めがいいよ」
「お殿様気分?」とyuko_nekoさん。
いや・・・お殿様は言い過ぎかな。でもとってもいい場所だよ。
上 かなり山の中へ入ってきました
下 一号館から蓬平の集落を見下ろして 右手奥にちらりと見えているのが貸民家みらい一号館。
この道をのぼっていきます。
奥からパパ、カナ、レナ・・・