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◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

21.高級そうな門構え 翡翠之庄










 翡翠之庄万象の湯とは天風庵から見て反対側の方角だ。
 県道に戻って、来た道を先へちょっと進んで、で、左へ入る。本当にここでいいのかなと不安になる細い道。しばらく進んでやっぱり間違っていた。
 チェックイン時にもらった地図は既に劣化したコピーのコピーだったので見難かったのが原因だ。
 地図上で翡翠之庄が二本の道に挟まれていて、どっち側が入り口かわかりにくかったのだ。
 もう一本先の道に行くとちゃんと翡翠之庄の看板が出ていた。今度は正しいらしい。二本の道の間に長湯ダム湖という人口湖があるので、最初の道からはどうしても行かれないのだ。



ほ、ほんとに電話がある。しかも古風な黒電話。


 翡翠之庄は想像していたよりずっと高級だった。

 もうね、門構えがね、圧倒される。
 茅葺屋根に暖簾が下がっている。
 その門の向かいには公園みたいなスペースがあって、何故か山羊までいる。

 茅葺屋根の門には---門と言っても四阿みたいな作りで扉は無いが、そこに「伝 お客様へ 御到着されましたら左手のブザーを押してください。台座の電話は内線7番がフロント直通になっております。 翡翠之庄」と小さなプレートと電話がある。
 ちょうど雑草を駐車場の刈っていた従業員のおじさんがどうぞ電話をと世話をしてくれる。

 いやあの・・・と自分たちの服装を見る。アウトドアというほどではないけど、お風呂に入ることだけを目的に来たからかなりラフな格好。場違い感半端ない。

 とりあえず宿泊客じゃないからいいよねと電話はせず、門を潜るとこれまた緑にあふれた素敵な空間。隠れ家みたい。
 ロビーも落ち着いたカラーで和風ながらどこか東南アジアの高給リゾートみたいな雰囲気もある。
 受付で鍵を提示するとお風呂への行き方を教えてくれた。「小さな男女別浴場」というところに行けばいいらしい。
 「小さな」って言うのがちょっと気になるけど。




翡翠之庄・・・私、最初宿名を「ひすいのしょう」だと思っていた。「かわせみのしょう」だったのね。漢字は同じなんだけれども。



2-22翡翠之庄の小さな浴場棟へ続く


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