◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉
真名井の滝のビューポイントを過ぎるとすぐに少し開けたところに出て、そこが最初に行こうとしていた御塩井駐車場だった。
御塩井駐車場側からは真名井の滝の峡谷の反対側が見える。
だから御塩井駐車場からだとほとんど歩かずに真名井の滝が見えるというわけ。
でもあららぎ駐車場から続く遊歩道を楽しむなら、御塩井駐車場からだといきなりクライマックスが来てあとだらだらと続く感じだから、あららぎ駐車場から気分を盛り上げながら歩く方がいいかもしれない。
ただ、御塩井駐車場付近の遊歩道はバリアフリーになっているし、手すりに合わせて夜は灯りを灯せるように和風のライトを等間隔に設置してあるので、歩かなくて済む方がいい、夜の幻想的な高千穂峡が見たいと言った場合は御塩井駐車場を使う方がいいと思う。
御塩井駐車場側から見た真名井の滝、神橋久太郎水神の鳥居、鬼八の力石(注連縄の貼られた大岩)など
帰り道はまた同じルートを戻ることになるが、この頃には暑さと湿度でぐったりしていた。
さて、高千穂は日本神話の里でもあるので、近隣に古事記に登場する伝説の舞台があちらこちらに点在している。
一応行きたいなと思ってチェックしていたのは、高千穂郷八十八社の総社 高千穂神社、天照大神がお隠れになった天岩戸伝説の天岩戸神社、天岩戸を開く前に神々が相談のために集った天安河原、天孫降臨の地くしふる神社、猿田彦大神と天鈿女命の結婚に所縁のある荒立神社の五か所。
とりあえず高千穂神社は高千穂峡に来る途中の町中にあったのでそこに行ってみることにした。