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◆◇桜の古都巡り◇◆
京都観光旅行記

10.五平餅の匂いに誘われて











 誰も歩いていなかった参道も、この時間はすれ違う人もちらほらと。
 坂道を下り終えてカーブを曲がったところで、もうお腹空いて動けないとカナ。
 ちょうど菜の花畑の前にベンチがあったので、そこでカバンの中に入れていたおにぎりを食べさせた。
 さらにベンチの斜め向かいに醤油の焦げる美味しそうな匂いがする五平餅のお店があったので五平餅も買った。
 熱々の五平餅は串に刺したご飯がほろっと崩れるところが美味しい。
 一休みしたら今度は寂光院に行ってみよう。


五平餅屋のおじさん、写真お願いしたらポーズ取ってくれました。
めちゃめちゃ美味しかったです。



 寂光院への道は、三千院への道とまったく雰囲気が違う。
 三千院への道は、国道367号線こと鯖街道を渡ってからは参道を登っていくだけだけど、寂光院への道は本当に道か?と思うようなところを通っていく。それがまた楽しいとも言えるが。

 さっきバスで到着した大原のバスターミナルの反対側なので、まずはバスターミナルまで戻る。
 それから表示に従って歩きはじめると、まずターミナルの裏に回り、車はとても通れない細い道を進むことになる。舗装はしてあるが、自転車が通るのがやっとの道。道なりに進むと川と畑の間を通り、業務用みたいな橋を渡る。
 それから普通の道に出て、表示によると道を渡って正面の坂を登るらしいのだが工事関係らしい人に坂の入口でストップを掛けられる。
 「この道は工事中なので左へ行ってください。左へ進むと茶谷という旅館があるので旅館の先の道で曲がってください」
 何だかわからないが言われたとおりにする。確かに少し進むと旅館があった。旅館を過ぎたところで右に入る細い道があるので曲がる。


車も通れない細い道を進み、


業務用みたいな橋を渡る・・・
何だか三千院に至る参道と全然雰囲気違うんですけどぉ




3-11寂光院への道行きへ続く


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